中野新橋「川嶋地蔵尊」

今日は川島通り商店街入り口手前の右手にあります
「川嶋地蔵尊」をご紹介致します。

実は私、よく知らないお地蔵様に、安易に拝まないようにしています。
理由はふたつ。

建立時の、いわれのわからないお地蔵様は怖いとか聞いたことがある。
○○向き（どっちだったか忘れた）は、私利私欲的な目的で立てたもので、
良い願とも限らないので、拝まない方がいいとか？どこかで読んだことがある。

建立した当時と場所を移動させている場合もあるので、
向きだけじゃ、もうわからないだろうけど。

もうひとつは、動物霊などの低級な霊や、成仏出来てない霊などが、
供養して欲しがっていて、いつも供養してもらえるからと、
お地蔵さんにいついている場合があるそうです。

下手にお願い事などすると、憑いて来ちゃう場合があるので、
気をつけた方がいいらしいのです。

見えないものだけに、よくわからないので、あまり携わらないように、
普段はほとんど素通りしていますが、
近所のお地蔵さんの由来くらいは知りたいと思いまして、
今日は、よく見てみた次第です。

こういった物の写真を撮るときは、ちょっと気を使います。
人数分のお線香をあげて、「写真撮らせてね！」と声を掛けてから撮影します。

小さなお地蔵さんのお顔は黒くて痛んでいます。
よく見ると、両端の御二人はお顔が新しいです。
きっと目立たないように両端にしたのでしょうね。

なぜ、お地蔵様は六地蔵が多いか知っていましたか？
私は最近、他の方のブログで知りました。

六道（六界）を表しているそうで、三十五日（五七日）の本尊で、
閻魔様の化身だか、閻魔様が化身だか？で、同じものらしいのです。

あらら、そうだったのですか！それはそれは失礼していました。
私ったら五七日近くも、そんなところを素通りしてしまって、
おばあちゃんの成仏の妨げになってないといいけど・・・。
無知こそ怖いですね。

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「川嶋不動尊」

中央の地蔵尊は享保十年（１７２５）に建てられたもので、正面の台石には
「川嶋村内の善男善女が1人も欠けずに皆でこれを建てた」と刻まれています。
両脇の六地蔵は宝暦七年（１７５７）田口平四郎の妻が願主となり、川嶋村
地蔵講中で建てたものです。

地蔵菩薩は、お釈迦様の入滅後、未来仏代に出現して、六道（地獄・餓鬼・
畜生・修羅・人・天）の衆生を救済するための菩薩で、三途の川の賽の河原口
で子供たちを救うやさしいほとけさまです。

当時のこの地域の人々はどのような願いをこめて地蔵様を建てたのでしょうか。
久しく正蔵院の境内にあった地蔵尊を、此度参道口にお移ししました。
昔も今も変わらない願いをこめて

願似此功徳　普及於一切
我等興衆生　皆倶成仏道

平成十年一月吉日　　　　　　　　　　　　　正蔵院川嶋地蔵尊

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ここは中野新橋付近の地理感ある人向けに書くつもりですので、
詳しい場所の説明は省かせて頂きました。

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