間違えると危険!ハイターで作る次亜塩素酸ナトリウム水と次亜塩素酸水は別物!違いは何?

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こんにちは!もっぱら頭の中は、新型コロナウイルスのことばかりのアラフィフちゃんことあかりです。

除菌用アルコールが購入できない場合の代用として、漂白剤として知られるハイターやキッチンブリーチなどの「次亜塩素酸ナトリウム」と「水」から消毒液を作る方法が紹介されています。

ハイターと水を混ぜた「次亜塩素酸ナトリウム水」は「次亜塩素酸水」とは別物なのに注意して下さい。

ハイターで作るのは良いのですが、色々、みんなのコメントを見ていると、「次亜塩素酸水」と混同しているようで、「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」を「次亜塩素酸水」と、言っている人が多いです。

濃度によっては「次亜塩素酸水」でうがいをするのはOKですが、「ハイター水(次亜塩素酸ナトリウム水)」でうがいをしたら危険です。

違いを理解して、使用方法を間違えないように注意しましょう。

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次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム水 違い

次亜塩素酸ナトリウム水とは

つけ置きするだけで、漂白、除菌してくれる、キッチンハイターキッチンブリーチなどの主要成分「次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)」と「」を混ぜて作る水溶液は、「次亜塩素酸ナトリウム水(次亜塩素酸ナトリウム水溶液)」と言います。

有効塩素濃度は、100~10,000ppmと言われています。

有効塩素濃度(参考)
・水道水…0.1~1ppm
・プール…0.4ppm~1ppm
・通常の除菌・消臭…30~200ppm
・台所漂白剤…50,000ppm(100~500倍に希釈して使用)

強い殺菌効果はあるものの、使用時に換気が必要手指には使用出来ない、酸と混ぜると有毒ガスが発生しますし、漂白剤なので、衣服などの色が抜けることもあるなど、取り扱いには注意が必要

間違えても、うがいなんてしないで下さいね!

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次亜塩素酸水(=酸性電解水)とは

次亜塩素酸水(=酸性電解水)とは、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)または塩酸を電気分解することにより得られる、次亜塩素酸(HClO)を主成分とする水溶液のこと。

強い殺菌効果がありながらも、人体に無害であり、取り扱いが容易です。

食品添加物(殺菌料)としての認可されていて、食材機械器具等の洗浄消毒の他、口臭予防歯周病予防など、歯医者さんでも治療に使われています。

新型コロナウイルス・除菌は有効か?エビデンスはあるの?

新型コロナウイルスに対して「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」や「次亜塩素酸水」での有効性について、現在はエビデンスはありません

また同様に、消毒用アルコールでも、エビデンスはありません

ノロウイルスのように、エンベロープ(タンパクの膜)をもたなくても生きていけるウイルス(アデノウイルス、エンテロウイルス、ポリオウイルスなど)は、アルコール除菌が有効ではありません。

しかしながら、新型コロナウイルスを含めて、コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと同じくエンベロープというタンパクの膜をもつ粒子構造です。

新型コロナウイルスはウイルスの構造的に、「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」や「次亜塩素酸水」で不活性化出来るものと推測できます。

殺菌効果・不活化効果
名称 次亜塩素酸水(40ppm) 次亜塩素酸ナトリウム(1000ppm)
Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌)
MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
Bacillus cereus (セレウス菌)
Salmonella Enteritidis (サルモネラ菌)
Vibrio parahaemolyticus (腸炎ビブリオ菌)
Escherichia coli O-157:H7 (腸管出血性大腸菌)
Campylobacter jejuni (カンピロバクター菌)
ノロウイルス (ネコカリシウイルス)
インフルエンザウイルス (2009年新型を含む)
Candida albicans (カンジダ)
Aspergillus niger ; アスペルギルス (黒カビ) ×
Penicillium cyclopium ; ペニシリウム (青カビ) ×

殺菌効果又は不活化効果:◎(速攻)>〇>△>×(無効)

引用元:Wikipedia

濃度によっては「次亜塩素酸水」で、うがいをするのはOKですが、ハイターなどで作った「次亜塩素酸ナトリウム水」でうがいをしたら危険です。違いを知って、使用方法を間違えないように注意して下さいね!

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