次亜塩素酸水の除菌有効濃度ppmと市販の原液からの希釈率

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こんにちは!もっぱら頭の中は、新型コロナウイルスのことばかりの、アラフィフちゃんことあかりです。

除菌用アルコールがなかなか手に入らない状況が続いていますが、同じく除菌効果に優れた「次亜塩素酸水(=酸性電解水)」なら、比較的流通しています。

今日は、市販の「次亜塩素酸水(=酸性電解水)」の濃度や薄め方(希釈率)をご紹介します。

ちなみに、ハイターと水を混ぜた「次亜塩素酸ナトリウム水」は、「次亜塩素酸水(=酸性電解水)」とは別物です。

「次亜塩素酸水(=酸性電解水)」でうがいをするのはOKですが、「次亜塩素酸ナトリウム水」でうがいをしたら危険です。使用方法を間違えないように注意しましょう。

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次亜塩素酸水の希釈水溶液の作り方

次亜塩素酸水の濃度は ppm で表す

次亜塩素酸水の濃度は、ppm(ピーピーエム)と言う、水溶液中の濃度を表す単位(parts per million(パーツ・パー・ミリオン)の略)で表します。*次亜塩素酸水以外の水溶液でも使われます。

100万ppm=100%
10万ppm=10%
1万ppm=1%
1000ppm=0.1%
100ppm(=100mg)=0.01%
10ppm(=10gm)=0.001%
1ppm(=1mg)=0.0001%

1.原液濃度を調べる

市販の次亜塩素酸水 原液濃度 一覧

市販の次亜塩素酸水 原液濃度 は30~600ppmくらいと様々です。

濃度による日持ち(消費期限)の違い

家庭では品質の安定している200ppm がおすすめです。
400〜600ppm 劣化が非常に早く3ヶ月程度しか持ちません。
200ppm 半年~1年以内

次亜塩素酸水希釈濃度

2.消毒目的により希釈率を決める

(↑私の手ではありません。フリー素材です)

400~600ppm 希釈液 ノロウイルスなどの感染者の嘔吐物・排泄物などの除菌
200~400ppm 希釈液 便や嘔吐物が付着した床・トイレなどの除菌、消臭
50~100ppm  希釈液 ゴミ箱、まな板、ふきん、三角コーナー、トイレ、ペットのトイレ、靴、枕、シーツの除菌消臭
25~50ppm  希釈液 人体に直接使用するとき、おもちゃ、ベビー用品の除菌、噴射機で除菌消臭

家庭では50~200ppmくらいの使用範囲が多いので、200ppmを購入して薄めて使うのがおすすめです。

希釈倍率=原液の濃度(ppm)÷作りたい濃度(ppm)

市販の200ppm 濃度の次亜塩素酸水を使って、50ppmの濃度の次亜塩素酸水を作りたい場合。

原液の濃度(200ppm)÷作りたい濃度(50ppm)=4倍

という計算をして、単純に原液を4倍に薄めればよいです。

3.原液の量を求める

原液の量=作りたい量÷希釈倍率(前項で求めた数値)

200ml作りたい場合

200ml÷4倍50ml

50mlの原液を入れます。

4.水の量を求める

水の量=作りたい量-原液の量(前項で求めた数値)

200ml作りたい場合

200ml-50ml=150ml

150mlの水を入れます。

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ppm希釈 一覧 早見表

50ppmで作りたい場合

作りたい量 / 原液濃度 原液200ppmの場合(4倍) 原液500ppmの場合(10倍)
100ml 原液25ml+水75ml 原液10ml+水90ml
200ml 原液50ml+水150ml 原液20ml+水180ml
300m 原液75ml+水225ml 原液30ml+水270ml
400ml 原液100ml+水300ml 原液40ml+水360ml
500ml 原液125ml+375水ml 原液50ml+水450ml

100ppmで作りたい場合

作りたい量 / 原液濃度 原液200ppmの場合(2倍) 原液500ppmの場合(5倍)
100ml 原液50ml+水50ml 原液20ml+水80ml
200ml 原液100ml+水100ml 原液40ml+水160ml
300m 原液150ml+水150ml 原液60ml+水240ml
400ml 原液200ml+水200ml 原液80ml+水320ml
500ml 原液250ml+水250ml 原液100ml+水400ml
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